I04

親を支え 子を育てる 新しいカタチの施設

地域で発生した、将来有効用が難しい住宅の利用法とし
て、本をキーワードとした子育て支援とコミュニティ場
所提案です。
地域の空き家問題を繋げることで、よりよいまちづくり
に貢献できると思います。図書館よりもっと自由に本に
触れられることで、子どもの好奇心や集中力、想像力を
伸ばし育てることができます。

模型寸法:W530×D350×H160
模型材料:スチレンボード、バルサ
模型スケール:1/30

  • 建物全体模型:屋根を取り外しした状態です。芝生の緑色と外壁の白色のコントラストが映え、家具や窓枠が茶色で自然でリラックスできる雰囲気を醸し出しています。
  • 建物(南側から):外壁は漆喰を用いました。漆喰の利点と色が白色の為、明るく清潔感がある雰囲気になっています。
  • 1F0歳児向け和室:1F西側は0歳児専用の部屋です。汚れが目立たない色の畳を使用し、ベビーベッドを設けました。
  • 1F受付・相談スペース:1F南側には受付だけではなく、子育てについて相談出来るカウンターを設けました。
  • 1Fフリースペース:1F南側には、フリースペースを設けました。相談している親御さんを待ってる場所でもよし、読み聞かせする場所でもよし、なんでも自由に利用できます。
  • 1F給湯室・授乳室:1F北側には最新のシステムキッチンを完備しました。ここを給湯室とし、そのまま授乳室へ行くことができます。
  • 2Fさんかくるーむ:2F西側にはさんかくをモチーフにした創作椅子を作り置きました。座面下は本を立てかけ、置くことができます。実際には脚にキャスターがつき、自由に位置移動ができます。
  • 2F休憩スペース:2F南側にある親向けの休憩スペースです。親同士コミュニティの場所として利用できます。また、すぐに子どもの居場所が分かるように腰壁の高さを工夫しました。
  • 2Fまるーむ:2F1f東側の部屋には、まるをモチーフにした創作椅子を作り置きました。椅子にもなり、背もたれにもなり、本の収納にも利用することができます。
  • ロゴデザイン:図書館の本と施設名であるパレットを入れ、ロゴを作りました。また、鮮やかな色を使い、明るくなるように色彩を考えていきました。

作品解説

作品の企画趣旨や解説等がご覧いただけます。

展示ブース

2 thoughts on “I18013

  1. 圓谷峰世さま
    こんにちは、コメント失礼いたします。
    本当に素敵な作品で、昨日からコメントどうしよう…!と悩んでいましたが、思い切って感想を伝えさせていただきます。長くなるかもしれませんが、どうぞご容赦ください。
    まず、初めて見た時に、丸と三角の家具にすごく惹かれました。色合いもパステルカラーや濃い緑がとても鮮やかで素敵で、本が仕舞えるという所の工夫も素晴らしいと感じました。図書館にこのようなスペースが本当にあれば、きっと楽しく本が読めて入り浸ってしまうだろうなと見ていてワクワクしました。「まるーむ」という名前が可愛くて思わずほっこりしました。
    そして、施設の目的も図書館だけでなく、子育て支援も兼ね備えたものであり、現代で求められるに違いない、とても素晴らしい掛け合わせだと思いました。親子の繋がりが広がる素敵な空間ですね。
    このようなインテリアデザインの知識は私には全くないのですが、ひとつひとつの小物もとても細かくて、感動しながら拝見いたしました。
    お祖母様のおうちが元になっているということで、身近なものからこういった建物を思い浮かべる、ことができるのかと感動します。
    他にもリラックスできる色遣いだったり、本の見せ方のこだわりだったり、畳の色など、本当に隅から隅まで工夫が凝らされていて、写真やプレゼン、コメントなど、ついつい見入ってしまいました。
    プレゼンの動画も拝見したのですが、とってもとっても分かりやすく、聞きやすかったです。スライドは勿論のこと、話し方や声のトーンについてもとても良い印象を受けました。
    オンラインではありますが、こうしてみねよさまの作品を見ることができ、本当に本当に嬉しく思います。様々な準備等、本当にお疲れ様でした。
    最後に、あなたさまの作品が大好きなことを伝えさせていただきます。
    長々と失礼致しました!

  2. 圓谷さん、今日は制作作品の説明を丁寧にしてくださりありがとうございました!今の社会や子育てを考えてあり女性ならではの視点や心遣いがわかる作品が製作者の圓谷さんからつたわりました!これから社会へでても頑張ってください!

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