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妖怪から知る静岡の歴史

妖怪の存在は、日本古来のアニミズムや八百万の神の思想と人間の日常生活や自然界の摂理にも深く根ざしています。
その思想が森羅万象に神の存在を見出す一方で、否定的に把握された存在や現象は妖怪になりうるという関係がなされてきました。

しかし時代の進行に伴い、超自然現象ではなく合理的に説明できる事象の範囲が著しく増加していき、妖怪は娯楽の対象へと移り変わっていきました。

そんな妖怪達も、昔からの民間伝承や日本人の価値観、日本の歴史を知る上で重要な存在です。
彼らがどのようにして生まれたのか、どのような背景があるのか、普段ならば焦点の当たらない陰の世界をどうぞご堪能下さい。

冊子(A4フルカラー)/ 28p(表紙含)

  • 表紙
  • 女郎蜘蛛
  • 川猿
  • 出世螺
  • 石妖
  • 波小僧
  • 白坊主
  • 木の葉天狗
  • 雷獣
  • 老人火
  • コボッチ

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作品解説

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One thought on “G18062

  1. むかし、妖怪とお化けの区別がつかなくて本を読んでは、どっちも身近にいると思っていました。これを読んで改めて人の空想と戒めの世界にいるような感じになりました。今風の容姿の中に伝えたいことが詰められていて良かったと思います。

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